GOTOH CARDを挟んでSD91 ペグを取り付けた
前の記事ではWarmothが初めてギター組み立てる方は、クルーソンタイプのビンテージペグはオススメしない。ということをご紹介しましが、それでも私はクルーソンタイプのシンプルな外観が好きです。
クルーソンタイプを取り付けるのは基本裏の7本のスクリューを締めるだけでとても簡単なのですが、その前の記事にも書いたようにそのスクリューホールの穴開け位置を決めるのが難しいんです。
そこでその問題を解決するアイテムGOTOHのC.A.R.D.6が届いたので早速取り付けてみました。
こちらがGOTOH ( ゴトー ) / C.A.R.D-6、サウンドハウスで購入する事が出来ます。
ネックに取り付けた姿。
CARD6はペグとネック裏の間に挟むカーボンファイバー樹脂によるシムみたいものです。
早速、ペグホールに取り付けて見るとこんな感じ。
ネックホールに指で押し込む事ができ、かつ1つ1つがタイトに挿入されています。
そして、スクリューの位置もこれで決まりました。
穴開けドリルのビットサイズは2mmで、長さに合わせてテープで目印を付けておきました。
そして、電動ドリルで穴開けしました。
CARD6のおかげで順調に穴開け進められました。
ペグの取り付けが完了です。
このペグは、10年以上前にこのギター用に購入していたGOTOH SD91のマグナムロック付きのタイプですが、ボタンオプションでニッケル(01N)ではなく、ホワイトのホワイトプラスチックタイプ(05MA)を選んでいます。
型番はGOTOH ( ゴトー ) / SD91-MG-05MA-L6-Nickelでしょうか。
Fenderだとムスタングあたりに付けられていたプラスチックノブのペグを意識しています。ちょっとレトロで好きなんです。
GOTOHのHPのボタンオプションと、CARDシステムについて書かれています。
で。私のこのSD91ですがもう少し拡大すると、6弦側のエンド形状がおかしいのに気が付かれた方がいらっしゃるかもしれません。
このペグ購入してから10年以上も取り付けていなかったのですが、他のギターに使おうとして取り付けた時に衝撃の事実が判明したのです。
それは、6弦の裏プレートが、1弦と同じ形状のものがセットになっていたのです。つまり、本来は一番広い端っこの部分が逆になっており、そのままでは取り付ける事が出来ません。
ちなみにこちらが1弦側の形状ですね。
GOTOHにメールを出して、分解してケースを逆転させることは出来るかを確認したのですが、すぐに返信して頂きましたがそれは無類ということでした。
なので、結局ヤスリで削って2〜5弦と同じ形状に整えたことでやっと取り付ける事が可能になったのです。
しかし素材がかなり硬くステンレス用のヤスリを使ったのですがかなり時間が掛かってしまいました。
ということで、ネックの塗装、ペグの取り付けが完了しました。